結局Lv44になるまで淡々とモブ退治（依頼）してました。えっと多分ちょっと変だよね！みんな「まずは実力をつける為に依頼をこなすんだ」ってずっと言ってるし他にイベントないからそうしてたけど街の人はそろそろ
「大陸で1,2を争う勇者だ！」
「ハーレイスさんに会えるなんて感動です！」
の勢いです実力も名声も信頼も金も充分だよ！
なんか必要なイベントがひっかかってんだろうな…と思っていたらなんかひょっこり歴史が動いた （ずっと歴史メモは「旅立ち」だけだった）
■ネメア即位・ロセン陥落
道中何度も危ない所を助けてくれた英雄ネメアさんがエリュマルク帝を倒してディンガルの皇帝になる。配下に
ザギヴ（墓場でよく会うつれない姉さん）と
アンギルダン（冒険と酒が命の気のいいおっさん）と
カルラ（精神の不安定を感じる明朗快活な16歳女子）と
ジラーク（コーンスのおっさん・面識ない）。
そんでカルラがロセンのしょうもないペウダ王を倒したとこまではいいとして。
■アンギルダンのロストール侵攻
ギルドのおやじ「ロストールが傭兵を募集してるんだ」
ハーレイス「……ディンガルがロストールも攻めるの？」
セラ「どうするんだ？お前の好きにしろ」
ハーレイス「みんな私に任せていいのか…！？えっアンギルダンのとっつぁんにも副将にならないかって誘われてるのに！」
ナッジ「何気に気が進まなくてエンシャント避けてたけどねハーレイス…」
ハーレイス「だって愚王を始末するだけかと思ったら侵攻おっ始めるんだもん…カルラがロセンに自分の銅像建てる趣味もやっぱりどうかと思うもん…何するつもりなのかなあそこ」
エステル「ロストールがやられたら酒場によくいるゼネテスとか死んじゃうかなあ。悪い貴族が消えたらみんなの生活よくなるのかな…」
ハーレイス「死人出して他国がやることかいな。ていうか貴族と言えばレムオンがいる！レムオンは死なせない！暗殺の噂を知らせようと思っても会ってくれないけどあのひと！」
セラ「そう言えばえらくノーブルとロストール往復してたな…」
ナッジ「ハーレイス…その人会ったことないよね…？」
ハーレイス「ああ王女のタンスの中から覗いたことあるから」
セラ「何やってんだお前」
ハーレイス「美形だよ！！」
セラ「どうでもいい！！」
で結局ロストール傭兵になってゼネテスと一緒に戦ってたらなんか
アンギルダン殺しちゃったし（ゼネテスが）
とっつぁぁぁあああん！！！ああ…あんなに愉快な飲み友達だったのに…つうかもう宣戦布告しちまったも同然だよ今すごい色々敵に回したよ！！ネメアと敵対したい訳じゃないんだけどな…！
アイリーンも敵に回っちゃいそうだし（騎士になりたい女子・特に興味なかったけど私と仲良しらしい）（何年も街角街角に出てきて「ナッジが襲われるわよ」って話ばっかり度々してたからだと思う。ウン襲われ顔だよね！）まあなんかこういう人生送っちゃう人もいるんだろうな実際！て思いながら「違うんだアンタと戦いたくないんだー！！」て言いながら生き残ろうと思う。ああもう長かったからみんな情移ってるのに…
なんかもうよっぽど詰まってたのか堰を切ったように街入るごとにイベント起こる勢いでなにがなんだか！！入るギルド入るギルドで用事言いつけないでくれもう救出こそ他の冒険者に残して私はもっとしなきゃいけないことがあるんじゃないの…！ていうかみんな行方不明なりすぎだから。迎えに来てもらうの慣れすぎだから。なんかコーアって奴３回くらい助けた気がする…
■リベルダム・アキュリュース侵攻
アキュリュースの傭兵にもなって1回戦ったけど神器に気ー取られてる間に落ちてたし…どのみち全部は守れねえしそもそもエンシャントが交通の要所だしあああリベルダムも落ちた！！
ハーレイス「えーとえーとどうしよう！どっか守ろうったって傭兵募集してくれなきゃやりようも！」
セラ「魔物退治の依頼があったな。気になることがあるから付き合ってやってもいい」
この期に及んでアンタは何が気になるんだ…そう言えばセラって何を目的に生きてるんだっけとか考えてたらサイフォスていう顔色の悪い人が飛び入りで魔物退治を手伝ってくれた。
セラ「サイフォス…あの顔はやはり」
ハーレイス「へ 知り合い？」
セラ「おまえの方が知り合いだがな…！」
ハーレイス「そう言えば既視感あるな。『サイフォス』は日蝕って意味でセラが持ってる剣が月光、兄さんが持ってる剣が日光だっけ」
セラ「多分お前の考えている通りだ」
ハーレイス「（日蝕ってどっちが欠けるんだっけ）まあいい意味は分からないがアレ兄さんなんだな…！兄さんの顔っていうか探してること自体忘れそうだったけどそうだあんな顔してた！」
そして何故か同じく忘れてたアーギルシャイアとつるんでいた。
セラ「お前ももう気付いてるだろうが」
ハーレイス「兄さん乗っ取られてるの？」
セラ「アーギルシャイアは俺の姉だ」
寝耳に水ですが
セラ「何故そこでポカーンだ！俺とアーギルシャイアが似てるとか前話してたろう！！」
ハーレイス「ごめん『フーン』て思ってた！」
セラ「というか姉シェスターの身体をアーギルシャイアが乗っ取ってだな」
あーほんとだ色々腑に落ちてきた。私アホだな…！
◎仲間になった人たち
◆イオンズ
このおっさんとイズキヤル（竜）の友情がいい…！互いを恐れて傷付け合う人と竜の身でやっとこ一緒に暮らしながら「俺が暴れだしたらお前が殺してくれ」というイズキヤルと「殺してやるとも」なイオンズだよ！それでまた人と竜が憎み合うのがいやなんだよ！ごめんねこちとら立ちはだかるもの皆殺ししてきてて…！アンタらずっと一緒にいてね！！て思ったら
シャリがイズキヤル暴走させやがった。
シャリ「アレ僕が操ってるはずなのにまだ抵抗するの？イズキヤル」
イズキヤル「オレヲタオセイオンズ」
イオンズ「できん！そんなことはできん！！」
ハーレイス「あああやっぱりできないんやイオンズ…！アンタにどんな設定があろうとこれだけは許さんシャリ公！！即刻シャリ倒すから頑張れイズキヤルー！！」
シャリ「僕も忙しいんだからさっさと殺し合ってよね。じゃ僕行くから！（消）」
ハーレイス「こんガキャァ毎度秀逸なまでに腹立たしいな！！」
結局断腸の思いででさくっとイズキヤル倒しちゃった…ほんまごめんよ…！！でイオンズが仲間になった。ほんと種族共存目指したいけど一体どう動けばいいんだ…あとアルヒェ（イオンズの武器）ってきりたんぽっぽい…。
◆ヴァン
バカ。ナッジの友達。こんだけ鬱々としてくるとこういう奴が心のガス抜き。けどユーリスとかフェティとかちょっとうちボケ率高すぎ…？ツッコみきれないよ…？
そう言えばユーリスが夜中に叩き起こしたりしてくれたおかげでパーティが一部屋でいっしょくたに寝てることが判明。男と女どころかあのフェティとデルガドがヴァンにユーリスが同じ部屋で寝るなんて毎晩が事件ていうかまともに眠れると思えないよ…！