ICOプレイ日記3

■正門

正門の前に行くと門がヨルダにビリビリ反応して開き、向こう岸へと続く橋がかかる。あれさえ通れば帰れるはず!

は いいけどヨルダがボロボロだよ…!?ほんとに感電したんじゃないのさっき!ヨルダの手を引いて橋を渡るがいつものペースだと転んでしまうのでゆっくりゆっくり。本当に痛々しい…!

橋の真ん中に差しかかった時、橋がまた真ん中から割れて離れ始めた。ヨルダは城側に、イコは向こう岸側に。

★愛と打算の思考回路★
→ん これって自分だけ城出られてめでたしルート?
→イヤもう自分「この手を離さない」(キャッチフレーズ)刷り込まれてるんで!あの子を置いて行けるかァア―――!!!(ジャンプ)
→つうかこれタイミング的に届くのォ―――!?

届きませんでした(ボチャーン)(海に転落死)

我ながら道が石像(ヨルダがいないとどいてくれない)で塞がってたことを思い出す間もなく一瞬でヨルダへの愛に走ったつもりなんですけど
反射神経的に全然間に合ってなかった。

 

やりなおし。

 

跳ぶぞ跳ぶぞ跳ぶぞ!ハイ!ヨォ―ルダ――――ァア!!

やっぱり届かない

エ もうアレ?私の反射神経じゃクリアできないの?年齢制限25才以下とかそういうゲーム?と思って落ちかけたところで

 

ヨルダが イコの手を掴んだ

 

いつもイコがするように。

ヨォォルダァァァァアア!!(感動)まあここで「フーン」って放置されてもどうかと思うけどね!とか思いつつぶら下がっているしかないイコ。すぐに女王がやってきて、黒い波動が襲ってくる。ヨルダはそれが自分に及んでイコに及ばないうちに、何事か呟いてイコの手を放すのだ。

だから分からんっちゅうねん

ヨルダと自分の命の心配をしつつ、「ゑ?」という顔のまま落ちていくイコでした。

 

もしやこれはバッドエンディングか…と思わんでもないでいると、独り檻の上で目を覚ました。檻の中でなく上。運良くひっかかったのか…少々の違いなら海面に落ちた方がマシな気も(略)

檻から檻へ飛び移るのに8回くらい死にながら、歯車とか飛び移るの5回くらいやり直しながらじりじり進んでいく。今更気付いたけどこれ何オートセーブ…?これリセットしたらもっと前からやり直さなきゃいけないよね…?ヨルダがいないからか容赦なくアクロバティックルート。

ようやっと着いた部屋の先に見えたのはヨルダ、そして群がるたくさんの影。慌てて蹴散らしに行くが、呼んでも触っても石のように横たわるヨルダ。つうか石?そんで影が最早ヨルダを狙ってないってどゆこと…!手遅れ!?もう連れ去る必要もないだろうけど…

 

エッじゃあからかわれてるだけ?

 

にしちゃめっちゃ多いよ?なんか生贄が閉じ込められるカプセルの数と同じだけいるとかな気がして嫌なんだけど…!みんなイコみたいな子だったのかなあ。という訳で影を問題なく倒すが微動だにしないヨルダ。

女王「あきらめろ もう手遅れだ…」

やはりラスボスらしい女王様登場。曰く、女王はそろそろ限界の今の身体を捨ててヨルダに乗り移りたいらしい。

女王「つぎに目覚めたそのときには もはや おまえなど憶えてはいまい」

「さぁ その剣をおいてたち去りなさい」

「あの子もそれを望んでいたぞ」

こっ

このイコの表情がめちゃくちゃいい…!!(他人事)ムスカに金貨を握らされたときのパズ(略)いやもっとなんか静かな葛藤が!イヤイヤでもそれヨルダはイコを思ってのことだからね!?とか思ってるうちに

イコが 女王を刺した

あー…イヤでもヨルダもヨルダなりに屈折した愛情と同情を女王に持っててそんでほんとにヨルダがもう手遅れだったらどうなんだろう…とかいうのひらの葛藤を全部すっとばして気持ちよく刺してくれたなー…むしろ私より不安だったところをつかれて怒りで動いたんじゃなかろうか…。

女王「あの娘は けっしてこの城から出ることができないのだ…たとえ おまえが わたしの…命を奪ったとしても…」

ほんと?女王それほんと!?それ困るよ!?だったらほんと大人しく帰った方がよかったんじゃんっていうか下手したら自分が出ることも最初っからムリだったんじゃんっていう…!

女王戦はパターンさえ分かれば問題なし。しかしあんなリズミカルにポンポン必殺技出さないでよ…。

女王を倒すが、吹っ飛ばされたイコはツノが折れ気を失う。石になっていたヨルダは、身体が黒い霧のように変わってしまう。今まで戦ってきた影や女王のように。ヨルダはイコを抱えて小舟に乗せ、一言イコに言ってから舟を流す。城は崩れて海に沈んだ。

これバッドエンディング?とまたもスタッフロールを見ながら凹んでいると、その後岸に流れ着いたイコが目を覚ます。ワーン最悪イコも死んでるかと思った…!!舟から出ようとしてよろめくイコ。ツノが折れて普通の子になったんだろうか。しかし折れた後はハゲっぽくならないのかと心配でならな(略)

海に向かって泳いでみるが戻される。舟を流したらまさかヨルダが乗って来ないかと思うがそういう状況でもなかったし、万一今度はここからの脱出アドベンチャーになったらこの舟が要るに違いない…とまで考えてやめ、ただ広い砂浜を走る。

今更何があると言うのか、イコを見殺しにした大人達が「ツノがないからオッケーお帰りー★」とか言い出すのかよと思っていると、やがて浜辺にヨルダが横たわっているのを見つけた。うわーあっても「ヨルダは生きてるかもしれない」みたいな間接的希望だけかと思ってたのに…!よかったのう…!!

なんか血色よくなってるし。今までのいつよりも人間らしい。二人とも普通の人間になれたってオチなのか。何でヨルダが生きてここに居るのか一番意味分からないけど嬉しいからいいや…ヨルダがまたワケ分からんこと言ってるけど、そのうち意思疎通して本人に訊けると思うからいいや…イヤ気になるけど…!

inserted by FC2 system